SystemVerilogの特徴の一つとして、アサーション(SVA)があります。近年、検証効率の向上やバグの迅速な検出方法として、アサーションで成功を収めた事例が増加しております。本講座では、SystemVerilog言語が提供するアサーションの記述方法と、そこで使われる各種演算子について説明します。なおこのコースは、アサーションの入門コースとして設定されています。

講座名 SystemVerilogセミナー(アサーションコース)
講習期間 2日間
受講料(税込) ¥107,800/人
講座概要 SystemVerilogアサーション(SVA)の概要や構文から、記述における注意点までを説明します。テキストの記述例をまねて書くところから始めますので、予備知識の少ない方でも受講可能です。
アサーションの動作は、一部ツールに依存する部分があります。判明している範囲で差異を説明します。SystemVerilogはVerilog HDLの拡張言語のため、説明はVerilog HDLの記述を使用します。しかしSVA自体は言語に依存しないため、VHDL記述からの利用法も併せて説明します。
講義とツールを使った演習を交互に行い、理解を深めることができます。
レベル(技術開発カテゴリ) 中級(ASIC/FPGA開発)
受講対象者 ・HDLによる設計実務2年以上の経験者。
・HDLによる検証実務2年以上の経験者。
・アサーションはこれから、または独学で始めた方。
・アサーションでPSLを使っているが、SVAへの乗り換えを考えている方。
前提知識 ・Verilog HDLの文法知識。
※限定的な知識しか使いませんので、設計/検証にVHDLをご使用の方も受講可能です。
・UNIX/Linuxの操作知識。
 ※簡単なものしか使いません。Windowsが操作できれば、対応可能です。
内容 ・アサーションの概要と構文の文法説明。
・4つの記述例の解説と、演習による動作確認。
・アサーション記述テクニック。
 VHDL記述からのアサーションの利用法。
・アサーションの各演算子に対する詳細説明。
講座テキストの目次はこちら
演習 対面開催
・LinuxのOS上でHDLシミュレータを用いて演習を行ないます。
・7個の演習を行い、大まかな動きから細かい演算子の動きまで理解して頂きます。
・まとめとして実践的な仕様を元に、項目の抽出とアサーションの作成を行い、一連のアサーション利用を理解して頂きます。
オンライン開催
・Windows OSのPC上でAMD Xilinx社の Vivadoシミュレータを用いて演習を行ないます。
 ※受講者の方が各自のPCにVivadoをインストールしてご準備下さい。
・7個の演習を行い、大まかな動きから細かい演算子の動きまで理解して頂きます。
・まとめとして実践的な仕様を元に、項目の抽出とアサーションの作成を行い、一連のアサーション利用を理解して頂きます。
日程 最新のスケジュールとお申込状況はこちらからご確認ください。
定員 対面:8名/オンライン:12名  (最小開催人数:4名)
場所 対面:株式会社エッチ・ディー・ラボ/オンライン:Webex Meeting
申し込み 受講申込規約をご確認いただき、こちらよりお申し込みください。
問い合わせ こちらよりお問い合わせください。